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2011年8月30日火曜日

オクラ(島オクラ) (1) アオイ科トロロアオイ属の多年草 原産地:アフリカ北東部 エチオピア


オクラは熱帯では多年草ですが、温帯の四季のある日本などでは冬を越せないために一年草となります。

東南アジアではレディーフィンガー(女性の指)の呼び名で、ヨンタオフ(いろんな野菜の中に白身魚のすり身を詰めて、スープで煮たもの)、インドのカレー、ナシパダンなどいろいろな料理に用いられますが、日本のものに比べると、サイズもとても大きく、色も淡い緑色で筋も張っているので美味しいけど、ちょっとかたいイメージです。

やっぱり日本のオクラは繊細で美味しいと思うけど、アジアのそれぞれの地区には、その土地にあった料理にして出てくるので、これもまた一風変わった感じでいいもんです。

茎と葉の間からわき芽を出し、オクラが誕生します。成長速度が早く、すぐに大きくなり収穫を迎えます。大きくなると15cmくらいになりますが、8cm位になったら収穫していった方が表面も柔らかく、筋もかたくないので食べごろです。

害虫について:
葉の先の方に葉を巻き込んだ状態になっているところを見つけたら、それを開いてみると中に毛虫みたいな幼虫がいます。葉を少しずつ食べていき、穴が空いたり、葉先がぼろぼろになったりして見かけはすごく不細工になりますが、肝心のオクラの実にはそれほど影響ありません。それから、花が枯れ実が付き始めたくらいに蟻が付きやすいので除去した方が良いと思います。


有機栽培・無農薬栽培では割と育てやすい野菜ですが、過剰に害虫に葉を食べられると、光合成不足になり、成長が妨げられるので、見つけたら丁寧に対処した方がいいですよ。



オクラは、刻んだ時にぬめぬめした粘り気が出るが、この粘り気の正体は、ペクチンアラピンガラクタンという食物繊維で、コレステロールを減らす効果をもっている。他の栄養素としては、ビタミンA、B1、B2、C、ミネラルカルシウムカリウムなどが含まれるため、夏ばて防止、便秘下痢に効く腸整作用などが期待できる。 from Wikipedia

あばしゴーヤ (1) "ツルレイシ" ウリ科ツルレイシ属のつる性一年生草本 原産地:熱帯アジア


            

熟した果実が裂開してしまいました。中には綺麗な赤い種が入ってました。

2011年8月27日土曜日

緑のカーテン 朝顔 <中国産> (1) ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物 原産地:東南アジア~ヒマラヤ高原

庭の木に這わせました。日本の朝顔の品種に比べると、花も葉もとても大きいです。花は直径8センチ位で、葉は15センチ角くらいの大きさまで成長しました。
今年はなんせ雨が多くて、せっかく朝、花を咲かせても、ゲリラ豪雨にうたれすぐしおれてしまいました。晴天の日だったらたくさんの花を一面に咲かせてさぞかし綺麗なことでしょう。


ひとつの花もしっかりと大きく美しいです。
また、葉が大きいので緑のカーテンにするには最適だと思います。


チャイニーズ・モーニンググローリー

2011年3月26日土曜日

ミニカリフラワー(1)アブラナ科アブラナ属の一年生植物 原産地: 地中海沿岸

収穫
これで直径10センチくらいあります。

カリフラワーというよりは白いブロッコリーです。
普通のカリフラワーに比べると、花蕾の密集度もそれほどなく、全体的に柔らかいです。

これでもちょっと成長させ過ぎです。出来れば花蕾がまだ純白で、直径6から8センチくらいで、開いてくる前に収穫するのがベストだと思います。成長させすぎると、形も花蕾が開いてでこぼこになるし、色も黄色から茶そして黒ずんで味も落ちるので、綺麗なうちに収穫するといいです。

花蕾が直径3~4センチくらいになったら、花蕾の色を保護するために、周りの葉で包むか、遮光シートをかぶせて直射日光避けます。

ブロッコリーと違って、側面に蕾が出来ないので、頂点に出来る花蕾を収穫したらおしまいです。とっても貴重な野菜です。

冬越しの植え付けだったので、害虫に食われることはなかったけど、葉は冬場の小鳥が狙っているので、布シート、農業ビニール、虫除けネットなどをかけておいた方がいいです。

気温に左右されやすいので、温かくならないと成長が遅いです。その反面、ビニールなど保温性の高い場所で育てれば、グングン元気よく太って行きます。

ミニカリフラワーの成分:
ビタミンC、食物繊維

2011年3月2日水曜日

赤リアスからし菜(1)アブラナ科アブラナ属の越年草 原産地:中央アジア

葉のかたちが水菜に似てるので、「黒ミズナ」とも呼ばれています。

10月上旬、いろんなベビーリーフの種と共に種を蒔きました。発芽率は他のベビーリーフに比べても断然高く、すぐに目だって育成していきました。結構寒い日とかもありましたが、ほおっておいても、順調に成長しました。プランターから路地に植え替えました。間隔をあまり空けずに植えて行く方がいいですよ。間隔を空けると成長する速度がかなり速いのですぐに密集してしまいます。

育てやすいし、味も苦味がゆるく、豆みたいでちょっとピリッとした感じなので料理に合わせやすいと思います。とくにサラダには彩りの点においても最高です。

赤リアスからし菜の成分:
カロテン、ビタミンC、ビタミンE、葉酸

2011年2月27日日曜日

ロケットサラダ(1)アブラナ科キバナスズシロ属の一年草 原産地:地中海沿岸

10月下旬苗を植えつけました。
植えつけてから、苗が安定するまでは、肥料は控えた方がいいと思います。
はじめから肥料をやると、葉が溶けてなくなってしまって枯れました。
少し大きくなったら、少しだけ追肥して、成長を待ちます。農業用のビニールをかけておくと、育ちは目に見えて早いです。元気よく育ち、丈が10センチを超えてきたら、随時収穫して行きます。ここまできたら、根も安定し、繁殖力が強いので、2日から3日間隔で収穫可能です。

あまり、大きくなりすぎると、特に茎の部分の苦味が増すので、早めに収穫するか、使用するときに葉っぱだけをちぎって使う方がいろんな料理に合わせやすいと思います。

ロケットサラダの成分:
カロテン、ビタミンC(ほうれん草の4倍)、B6、E、カルシウム(ピーマンの30倍)、亜鉛、マンガン、鉄分(モロヘイヤと同等)

効能:
ガン抑制、コレステロール抑制、抗菌・殺菌作用、血栓防止、免疫力強化、疲労回復、貧血改善、骨の強化、食欲増進、美肌効果、老化防止など。

アリルイソチオシアネート=血栓予防効果(ロケットの持つ辛味成分)

グルコシノレート=解毒効果

世界3大美女のひとり、クレオパトラが美しさを保つためにルッコラを好んで食べたそうです。美肌効果はかなり期待できるかも!?

2011年2月25日金曜日

メキャベツ(1)アブラナ科アブラナ属の一年草 原産地:ベルギー

10月下旬に植え付けてはや4ヶ月。

葉を百舌鳥に半分ほど食べられて、成長が遅れています。

現在は自家製のハウスの中で育てています。

メキャベツの成分:発がん物質を解毒する

β-力ロテン(ビタミンA)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、インドール、ルテイン、カロテノイド(緑黄色の色素)

効能:とにかく発がん物質を解毒する

トコフェロール=抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける

クロロフィル=遺伝子の損傷を防ぐ

セレン=活性酸素を無毒化する

イソチオシアナー卜(スルフォラファン)=遺伝子の損傷を抑える

インドール=有機化合物

ルテイン=強い抗酸化作用でがんを防ぐ

カロテノイド=抗がん物質

※ルテインの含有量が多い野菜ベスト3 
 1位 ちりめんキャベツ
 2位 ブロッコリ
 3位 メキャベツ

注意点:
クロロフィルやビタミン類は加熱によって、効力が弱くなるので、なるべく生食すべし

2011年2月24日木曜日

アスパラガス(1)ユリ科クサスギカズラ属の多年草 原産地:南ヨーロッパ

アスパラガスとは、古代ギリシャ語で ”ツバメの巣”の意

22.FEB.2011

アスパラガスの種を植えました。
ここは九州。日本国内では暖地のため、通常は3月上旬に種をまくのが理想ですが、このところ日中20度近くまで気温が上がるので思い切って植えました。

(現地は盆地のため、夜から早朝にかけて、0度から3度程度にまで気温が下がるので、夜間は新聞紙などをかぶせて防寒しています。)

有機栽培の土に、種まき用の土を40%ほど混ぜて、水をまき、土を湿らせてから、ペットボトルのキャップの部分で穴をあけ、3粒づつまいて、土をかぶせました。発芽するまでは新聞紙をかぶせて水分を確保してます。

アスパラガスの成分:
βカロテン(ビタミンA)、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、亜鉛、鉄分

野菜の中で最も「葉酸」と呼ばれるビタミンBの仲間を含有しています。

葉酸=貧血予防 (妊娠中や授乳期に特に必要とされます。)

アスパラギン酸=疲労回復、滋養強壮

ルチン=動脈硬化予防

効能:
葉酸は細胞分裂や細胞の育成に役立つ成分で貧血の予防にも効果があります。

抗酸化物質である「ルチン」による血管強化やアミノ酸の一種「アスパラギン酸」による新陳代謝の活性化効果、疲労物質の除去効果による疲労回復効果などがあります。