東南アジアではレディーフィンガー(女性の指)の呼び名で、ヨンタオフ(いろんな野菜の中に白身魚のすり身を詰めて、スープで煮たもの)、インドのカレー、ナシパダンなどいろいろな料理に用いられますが、日本のものに比べると、サイズもとても大きく、色も淡い緑色で筋も張っているので美味しいけど、ちょっとかたいイメージです。
やっぱり日本のオクラは繊細で美味しいと思うけど、アジアのそれぞれの地区には、その土地にあった料理にして出てくるので、これもまた一風変わった感じでいいもんです。
茎と葉の間からわき芽を出し、オクラが誕生します。成長速度が早く、すぐに大きくなり収穫を迎えます。大きくなると15cmくらいになりますが、8cm位になったら収穫していった方が表面も柔らかく、筋もかたくないので食べごろです。
害虫について:
葉の先の方に葉を巻き込んだ状態になっているところを見つけたら、それを開いてみると中に毛虫みたいな幼虫がいます。葉を少しずつ食べていき、穴が空いたり、葉先がぼろぼろになったりして見かけはすごく不細工になりますが、肝心のオクラの実にはそれほど影響ありません。それから、花が枯れ実が付き始めたくらいに蟻が付きやすいので除去した方が良いと思います。
有機栽培・無農薬栽培では割と育てやすい野菜ですが、過剰に害虫に葉を食べられると、光合成不足になり、成長が妨げられるので、見つけたら丁寧に対処した方がいいですよ。
オクラは、刻んだ時にぬめぬめした粘り気が出るが、この粘り気の正体は、ペクチン、アラピン、ガラクタンという食物繊維で、コレステロールを減らす効果をもっている。他の栄養素としては、ビタミンA、B1、B2、C、ミネラル、カルシウム、カリウムなどが含まれるため、夏ばて防止、便秘・下痢に効く腸整作用などが期待できる。 from Wikipedia
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